【最高の執筆環境をつくるデバイス】ポメラDM250レビュー

憧れのポメラデビュー、翌日。

今、ポメラでこの文章を書いています。
今回はポメラの使用感・気になった点をメインに、自分用設定のメモや、ついでにポメライフを快適にするために一緒に購入したアイテムのレビューも合わせて紹介します。

これで私もようやくポメラニアンを名乗れます!

目次

最初に行った設定

初めて使用するデバイスなので、まずは自分用にカスタマイズするところから。

スリープやオートパワーオフは「しない」に設定

初っ端から個人的好みの話になりますが。
スリープや自動電源オフ機能が標準になりつつある現代。機能としては素晴らしいと思うのですが…いつまで経っても慣れません。
そもそもオートセーブ機能を100%信用できず、小刻みに「保存」ボタンを押す癖がある私。その感覚で過ごしていると、モニターの画面が勝手に消えていたら「ヒェッ!?電源切れた?データ無事!?」と、わかっていても不安になるんですよね。そのため、この手の機能がカスタマイズできるときは必ずオフにしています。

もちろんポメラは「使わないときは自動でスリープor電源オフにしたい!」という方にも対応しています!
3分・5分・15分・30分・しないの間で設定可能なので、お好みで設定してください。

SDカードのセット

ポメラDM250の本体メモリは1.3GB。扱うのはテキストデータのみなので、この本体メモリだけでも十分な容量です。
ただし、万が一ポメラ本体が故障した際にデータを取り出せるかどうかは怖いところ。データの避難先としてもSDカードを用意しておくのがベターでしょう。
ちなみに、ポメラDM250に使用できるSDカードの最大容量は32GBとなっています。32GBだと大体1000円くらいで販売されているので、あえてSDカードを使わない縛りプレイをするのでなければ本体とのセット購入がおすすめ。本体のスロットに差し込むだけで簡単に認識してくれます。

アウトライン表示

表示モードはアウトラインにしました。簡単に階層を作成できるので、ブログ記事執筆に最適なモードです!
他にシナリオモード、二つの文章を並べる比較、ひとつの文章を分けて表示する分割、シンプルな罫線・方眼・グリッド表示なども可能です。

ポメラリンクの導入

ポメラリンクはポメラ専用のios/Android用アプリで、ポメラで作成したデータをQRコード化し、アプリ側(スマホ)で読み込むことによって手軽にデータ共有できるものです。
完成したデータを別デバイスに送る、あるいはポメラで下書きしたデータを別デバイスで仕上げるといった使い方をするのであれば、ポメラリンクでデータを送るだけで事足りそうだな…と思っていたのですが、文字数が多ければ多いほど、読み込むQRコードの数が増える仕様のようです。

文字数が多いデータを移動させたいときは、付属のケーブルを使って直接PCと繋ぎ、データをコピーするのが確実で速いかもしれません。無線LANに接続してデータファイルをGmailで送る方法もありますので、ここはお好みで。

起動後すぐの表示画面を「編集画面」に

本体を開いたとき(電源を入れたとき)に表示される最初の画面は、前回編集していたデータを表示させる「編集画面」か、または「カレンダー」に設定できます。初期設定では「編集画面」になっています。
電源を入れてすぐに執筆できるのがポメラの良いところでもあるので、私は編集画面のままにしました。

「ポメラで日記メモをつけたい!」という人にはカレンダー表示がおすすめです。日付を選択してエンターを押すだけでメモを記録することが可能なので、日記を習慣にしやすいのではないでしょうか。

気になるポメラの使用感

洗練されたデザイン

「書く」以外の機能を削ぎ落としたデバイスには余計な装飾も必要ない!ということなのか、シンプルな見た目です。マットな黒も硬派で良いですね。ただ指紋は気になりますが…。

個人的にガジェットは白で統一したい派なので、数量限定で販売され即完売したホワイトモデルの存在は気になります。同じく限定販売のスケルトンモデルも、マニアにはたまらないでしょう。こういった限定モデルの販売は、今後敏感にチェックしていきたいですね!

思ったよりも打鍵音が静かで打ちやすい

普段は高級キーボードと言われるHHKBを使用している私ですが、ポメラの打鍵感は悪くないです。
本体の薄さを考えると底打ち感は仕方ないものの、打鍵音はかなり静かですね!豪快なタイピングに定評のある私でも、これなら喫茶店はもちろん図書館での使用も問題なさそうです。

ファイルを開くのが速い

テキストファイルだから軽いし速いのは当然…なのですが、このスピードは本当に速いです。もちろん保存も速い。一瞬。
「思いついたらすぐメモできる」という公式コピーはガチでした。余計なストレスがないので執筆に集中できます!

アウトライン表示できるのが便利すぎる

個人的には感動ポイントのひとつです。
凄いのはアウトラインや方眼グリッド、原稿用紙、シナリオモードと複数の表示の使い分けができること。多くのテキストエディタは、アウトライン表示は使えても、特殊なシナリオモード等は実装していないことがほとんど。またその逆も然りで、かゆいところに手が届かないんですよね。
ここまでいろいろな書き方を選べるのは、物書きとして「嬉しい」の一言に尽きます。これは「書くためのデバイス」ならではのポイントでしょう。

充電スピードは及第点、バッテリー持ちは◎

届いたときには充電65%だったため、本格的に触る前にとりあえず充電。充電時はLED点灯するので状態がわかりやすいです。
購入時についてくるケーブルを使う場合、充電スピードはそこまで速いわけではないですね。気になる方は急速充電対応のケーブルを購入するのも手ですが、使わないときにゆっくり充電するスタイルでも特に問題なさそうです。

リチウムイオンバッテリーを搭載しているポメラ。長時間駆動をセールスポイントにしているだけあって、バッテリーの持ちはとても良いです。というか、ずっと文字を打っているのに減っている感覚がない。加えてバッテリー残量を常に表示しておけるので安心!
使う前にしっかり充電しておけば、執筆中にバッテリー切れを起こす心配は不要です。

集中力の持続

届いたばかりの新しいおもちゃを楽しんでいる状態なので、現時点では冷静なジャッジができないかもしれませんが…。
少なくとも、初めてポメラを触ってから飽きることなくこの文章を書いています。ちなみにPC前にポメラをおいて使うという構図で、隣にスマホもありますが、今のところ大きく気が逸れてはいません。「タップひとつ・クリックひとつでネットサーフィンできる」というのがここまで執筆を邪魔していたのか、と改めて実感しました。これはなかなか良い傾向なのではないでしょうか…!

唯一「惜しい」のは、予測変換機能がないこと

文章を打っているときに気付いたのですが、ポメラには予測変換機能がありません。何度も繰り返し使う単語でも、毎回最後の文字まで入力しなければならないのです。普段スマホやPCで楽をしていたのだと思い知らされますね。
便利な予測変換機能がないのは欠点ですが、視点を変えれば「丁寧に文字入力する良さ、大切さ」を思い出すキッカケにもなります。

一緒に買ったものとの相性は…

前回の記事で紹介した、ポメラと一緒に購入したもののレビューです。
※SDカードの使用感は割愛します。特に問題なく認識・動作していますので、どれを選んだらいいか迷っている方は参考にしてください。

◆SDカード SanDisk Ultra SDSDUN4-032G-GHJNN

ポメラケースとして買ったペンライトケース

◆ポメラ用ケース 不二貿易 推し活グッズ ペンライトケース イエロー

カラーバリエーションが豊富なこちらのペンライトケース、なんとシンデレラフィットしました!
ちなみにポメラDM250本体のサイズは幅26.3×奥行12×高さ1.8cm、こちらのペンライトケースのサイズは幅16×奥行1×高さ30cm。実際入れてみるとこれでちょうど良いサイズだったので、多少の余裕をもって選ぶのが良いですね。
あまりにもシンデレラフィットで感動&値段もお手頃なので、色違いも買って気分で使い分けようかと検討中です。

220円(税込)のタブレットスタンド

◆タブレットスタンド タブレット・スマートフォン用スタンド TSD-1

お試し用に購入した100均のタブレットスタンド。結論から言うと、こちらは失敗でした。
実際にポメラを乗せてみるまで気付かなかったのですが、ポメラの薄さと比べてストッパー(本体の重みを受け止める部分)が手前に飛び出る形になり、手に干渉してしまいます。また、角度を固定する部分が甘くズレやすいのも気になります。
大きなタブレットやノートPCで使うには問題ないと思われるので、ポメラには流用できなかったな、という結果に。早々に断念して、本の上にポメラ本体を置く+手前にリストレストを置いて無理やり傾斜を作りました。

私にとって、心地良いタイピングにキーボードの傾斜はマスト。ベストアイテムを求めてしばらく模索することになりそうです…見た目が重くないアクリルのキーボードスタンドなんかもいいかも?

これからの執筆活動の相棒に

思いつくまま書きましたが、一言でまとめると…

思っていた以上に良いかもしれないぞ、ポメラ!

です。
やはり集中して書けるのが一番のメリットですね。今後の執筆活動の相棒になってくれることを期待!

使い倒してやるぜ!!!

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この記事を書いた人

アトラスのゲームをこよなく愛す北陸在住のゲーマー。
文章を書くことが好き。
主人公の名前は大抵「神取どりお」でプレイ、そして大抵カオスルート。

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