前回は #覚悟編、#目標宣言編、#アイテム装備編 を書きました。



チュートリアルを終了し、いざ実戦へ!
…と意気込んでいたのですが、早速立ち止まってしまいました。
最初に直面したのは「情報が多すぎて、何から手をつけたらいいのか分からない」という壁。
ありがたいことに、今の時代は初心者向けの動画や本がたくさんあふれています。
でも逆に言えば「多すぎて選べない」「どれが自分に合うのか分からない」…結局、迷ってるうちに時間だけが過ぎていく。そんな経験、ありませんか?
私は昔から、順番が決まっていないと動けないタイプです。
どこから始めるのかが見えないと、後回しにしてしまって、気づけばやらずに終わっている…なんてことも一度や二度ではありません。だからこそちゃんと道筋を立てて、地図を描いておくことが大事だと思いました。

まず“何をすればいいか分かんない”なんだよね…。
それに私は、準備は入念にしたい派でもあります。
気持ちが整ってない状態で始めても、どうせうまくいかない気がしてしまう…だったら、まず冒険マップを作ってから出発しよう!
そう考えて、ロードマップを形にすることにしました。
私にとってロードマップは「今の自分がどこにいて、これからどう進んでいくか」を明確にするためのもの。
やるべきことが整理されていれば、悩まずに手を動かせるし、途中で挫折もしにくくなります。
そもそも、初心者が「上達への道筋」なんて作れるの?という話なのですが。
実際、自分ひとりで最初の一歩を決めるのはすごく難しかったです…というか、それがわかるなら苦労しませんよね。
だから今回は、ChatGPTに相談しながら一緒にロードマップを作りました!
ゼロから始める人でも「これならやっていけそう!」と自信が持てるマップになっていると思います。
私と同じように「やってみたいけど、どこから始めたらいいのか分からない……」と感じている人のヒントになれば嬉しいです!
【ステップ①】液タブ&クリスタ操作に慣れる(難易度★☆☆:初級)
【ステップ①】目標:思い通りに線を引けるようになる
このステップでの目標は「思い通りに線を引けるようになる」です!
デジタルは紙と違って、描き始める前に「使い方」を覚える必要があります。
液タブ・CLIPSTUDIOともに、私にとっては使い慣れていないアイテム。
イラストを描いてみる前に、まず“操作に慣れる”ことから始めようと思います。



イラストに限らず「習慣化しない理由=操作がわからないから」になりがちです…。
【ステップ①】やることリスト
1.液タブの基本操作を確認
・ペンの設定(筆圧感知)
・ペン先の沈み込みや描き心地の確認
・書き心地に慣れるために線を引く練習
2.クリスタの基本機能を確認
・キャンバスの作成・保存
・ペン/消しゴム/スポイトなど主要ツールの確認
・レイヤーの使い方(新規作成/削除/レイヤーの種類)
3.よく使う操作やショートカットを確認
・「取り消し」「やり直し」「ブラシ変更」など
最初は覚えられなくてもOK、見ながらやる(やってみる)前提
【ステップ①】ポイントまとめ
◆ポイント
・「描く」より「動かす」が先!
・スムーズに操作できる=次のステップへ行く準備ができたサイン!
・一時的でもいいので、しっくりくるブラシ設定を見つける!(描きやすさ重視)
◆注意すること(やらなくていいこと)
・絵を描こうとしなくていい(完成品とかまだ考えない)
・練習しようともしなくていい(まだ「操作に慣れるだけ」でOK)
・上手く描けないのは当たり前だから、気にしないでどんどん触る!
【ステップ②】デジタルで1枚完成させてみる!(難易度★★☆:初級〜中級)
【ステップ②】目標:完成までの流れをつかむ
このステップでの目標は「完成までの流れをつかむ」です!
バストアップ・右向き固定の1枚絵を、ラフ〜色塗り・影つけまで仕上げます。
「完成した!」の達成感を味わいながら、CLIPSTUDIOの基本操作をひと通り体験します。
ラフ〜完成まで行うことで「これはどうすればいいんだろう?」という疑問にたくさん出会える=自然な調べ学習ができます!



ステップ①の反復練習にもなる!
【ステップ②】やることリスト
・ざっくりラフを描く
・線画→色塗り→影つけの流れを通してやってみる
・完成したらSNSへ投稿する
【ステップ②】ポイントまとめ
◆ポイント
・わからないことは都度調べてメモをする!
・SNSに投稿することで達成感を形にする=モチベもup!
◆注意すること
・最初から完璧を目指さない。目的はあくまで「1枚絵を完成させる」こと!
【ステップ③】苦手克服(難易度★★★:中級)
【ステップ③】目標:「描けない」を「描ける」に変える
このステップでの目標は「描けない」を「描ける」に変えることです!
左向き・全身・手・ポーズなど、今は描けない苦手なパーツや構図を選んで集中的に練習します。
引き出しが増えて、描くことがどんどん楽しくなる状態を目指します。
【ステップ③】やることリスト
・今の自分にとって「苦手なもの」をピックアップ
・模写/ポーズ集などを活用して、ひとつずつ繰り返し練習する
・苦手のビフォーアフターを1枚にまとめて、自分の成長を実感する
【ステップ③】ポイントまとめ
◆ポイント
・苦手をひとつずつ選んで集中的に練習する
・資料(お手本)を活用する
◆注意すること
・苦手を一気に克服しようとしない。ひとつずつ攻略する感覚で
・練習しても描けないときは「どこが分からないか」を具体的に言語化する
【ステップ④】自分らしさ、表現&雰囲気(難易度★★★:中級〜上級)
【ステップ④】目標:「私らしい」絵を見つける
このステップでの目標は「私らしい」絵を見つけることです!
自分が「好き!」「描きたい!」と感じられる要素を少しずつ見つけて、表現に取り入れていきます。
線・塗り・構図に“らしさ”を込めて、見る人に届く絵を目指します。



「自分が好きなもの」から“らしさ”は見つかる!
【ステップ④】やることリスト
・好きな絵師さんの絵をじっくり観察/分析/模写してみる
→線、塗り、構図、色づかいなどを「なぜ好きか」まで掘り下げる
・実際の練習イラストに“好き”を意識的に取り入れて試す
・線の描き方/塗り方/構図の“自分らしい傾向”を探っていく
→しっくりくる描き方、楽しいと感じる表現を言語化してみる
【ステップ④】ポイントまとめ
◆ポイント
・練習の中で試してみることで、自分に合うもの/しっくりこないものを見つける
◆注意すること
・「オリジナリティを出さなきゃ…」と焦らない
・最初は“好き”の真似でOK(それが“自分らしさ”を育てる第一歩になる!)
【ステップ⑤】継続とアウトプット(難易度★★★★:上級)
【ステップ⑤】目標:自分の絵柄で&楽しく仕上げられるようになる
最終ステップでの目標は、推しキャラのイラストを自分の絵柄で&楽しく仕上げられるようになることです!
「自分なりに描けた!」という実感と「また描きたい」と思える気持ちがゴールの合図です。
【ステップ⑤】やることリスト
・推しキャラのイラストを、ラフ〜仕上げまで描いてみる(練習ではなく作品として)
・構図/サイン/トリミングなど、“見せ方”を工夫して投稿
→自分らしさが伝わる工夫をする
・SNSやブログで、振り返りや感想もアウトプット
→「ここが描けるようになった」「次はこうしたい」など
【ステップ⑤】ポイントまとめ
◆ポイント
・好きなものを描くことで「描く楽しさ」が根付く
・描くことは“推しへの気持ち”を伝える手段!
◆注意すること
・絵を描いて「楽しかった!」と思えることが大事
・投稿や反応にとらわれすぎず、自分の達成感を大切にする
まとめ
最初は「何から始めたらいいのか」すら分かりませんでしたが、ひとつひとつステップを分けて整理したことで、やるべきことが見えてきました。
自分の目的に合った道筋を描けたので、今は「やってみたい!」という前向きな気持ちで進めそうです。
特に最後のステップは何度もchatGPTと問答を繰り返し、試行錯誤しながら作りました。
chatGPTは「プロ絵師になるためのロードマップ」なら一瞬で提示してくれるのですが、私のように「趣味で」「好きなキャラを可愛く描きたいのが目的」の人のためのロードマップ作りは少し難しかったようです。


最終的にこんな感じで、納得できる形になりました。
全体を通して具体化・言語化&「楽しく続ける」ことがポイントになっていると思います。付き合ってくれたchatGPT、ありがとう!
今後はこのロードマップを頼りに、自分らしいペースで少しずつスキルを育てていこうと思います。
同じように迷っている誰かの参考になったらうれしいです!



地道な積み重ねが、いつか”好き”を形にしてくれる!
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