神取(かんどり)です。
かつてコンシューマーゲームを生き甲斐としていた私ですが、ゲーミングPCを購入してからはPC前が定位置になりました。
家にいる時間のうち殆どを過ごすPCデスク。お気に入りの空間を作りたくて、今まで興味のなかったガジェットにもこだわるようになったのは必然と言えるでしょう。
そんなわけで、今回は私のお気に入りキーボード3種について打鍵感・使用感などを比較しながら紹介します!
【こだわり派向け!日本語配列・無刻印モデルも】HHKB
・静電容量無接点方式
・Bluetooth接続とUSB接続(Type-Cコネクター)に対応、4台まで同時接続可能
・キーマップ変更機能
・傾き調整可能(3段階)
・日本語配列あり
・無刻印モデルあり
言わずと知れた高級キーボードの代名詞のひとつ!
正式名称はHappy Hacking Keyboard。キーボードに興味がある方なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
販売元のPFUは石川県の会社で、日本の会社なのでもちろん日本語配列モデルがあります!高級キーボード初心者にも安心ですね。
公式では「一度使ったら戻れない極上のキータッチ」なんてキャッチコピーがついていますが…個人的には、心地よい打鍵感というより「くっきりハッキリとした打鍵音で、手に馴染ませて打つよりもメリハリのあるタイピングをしたい方向け」な気がします。
刻印なしモデルもあり、タイピングに自信のある方・こだわりが強めな方におすすめです。
静電容量無接点方式の構造上キーボード自体に高さがあるので、長文を打つときはリストレスト必須ですよ!
静電容量無接点方式キーボードとは…
電極が接触しない「無接点構造」を採用したキーボード。
キーが押し込まれた際に静電容量の変化を検知することで入力を伝える。
メリット
・物理的な接点を持たないため、耐久性に優れている!
・チャタリングなどのエラーが発生しにくい!
・底つき感が少なく打ち心地が軽い!
・長時間に及ぶタイピングでも疲れにくく、快適に使える!
私は日本語配列・雪モデルをゲーミングPCのメインキーボードとして使用しています。iMacにも接続していて、ショートカットキーひとつで切り替えができるので便利です。
デメリットを挙げるとすれば、一定時間(30分)操作がないと自動的に電源オフになること。これは省電力設定を無効にすれば防げるのですが、そうすると当然ですが電池の減りが速い速い。もしくは有線接続にすると解決できますので、この辺は好みで調整するしかないようです。
【その日の気分でカスタマイズ!唯一無二の打鍵感】NiZ
・静電容量無接点方式
・キーストロークを3段階調整可能
・Cherry MX軸採用でキーキャップによるカスタマイズ性が高い
・日本語配列なし
NiZは高級キーボードと名高いHHKBやREALFORCEと同じ静電容量無接点方式キーボードでありながら、それらよりもリーズナブルな価格で購入できます。…が、それでもキーボードとしてはなかなかのお値段。以前は17,000円程度だったらしいのですが、今は更に価格が上がり30,000円前後となっています。上記の販売ページではよくセールを行っているようなので、購入される際はセール時を狙ってみてくださいね!
英語配列しかないのがデメリットではあるのですが…HHKBやREALFORCEなど東プレ軸という独自のキートップを使用しているキーボードと違い、NiZはカスタマイズ性が高く、気軽に見た目を変えたい方におすすめです。NiZが採用しているCherry MX軸は、互換性のあるキーキャップがたくさんあるんです!好きな見た目にカスタマイズしちゃいましょう。
※厳密に言うと、HHKBやRealforceも分解して軸を変更することでCherry MX軸のキーキャップを使うことができます。ただしこれは改造にあたるので保証対象外となります。そもそも一段階上のカスタマイズになるので、難易度が上がりますね…。
私は黒系配色・82キーのコンパクトタイプを執筆専用のキーボードとして使用しています。長時間のタイピングも全く問題ありません。
気になる打鍵音は「スコスコ」!自分史上最高、理想の音です。
個人的にはカラーリングもお気に入りポイントのひとつ。おかげで、カスタマイズ性の高さがメリットと言いながら私自身はカスタマイズしたことがありません。笑
この色、真・女神転生Ⅲの主人公・人修羅くん(我が人生最高の推し)を彷彿とさせませんか…!?(※主観です)
【ロープロファイルキーボードの常識を覆す!】LOFREE FLOW
・ロープロファイルのメカニカルキーボード
・アルミニウムのボディで高級感◎
・厚さ10mmでスリム&軽量、スタイリッシュなデザイン
・充電式
・日本語配列なし
今回紹介する中では唯一ロープロファイル・充電式のキーボード。
ロープロファイルの最大のメリットは、キーストロークが軽く長時間の操作でも手&手首の疲労を抑えられること!しかしそのぶん底打ち感を感じやすく、カチャカチャと忙しない音がするのも特徴のひとつです。
…ですが、このLOFREE FLOWはロープロファイルの常識が変わる、カチャカチャ感のないキーボードなんです!
底打ち感は多少あるのですが気にならない程度で、ロープロファイルの定めとも言えるカチャカチャ音が全くしません。ぜひ動画などで打鍵音を確かめてみてください。
静電容量無接点方式とは違いキーボード自体が薄く、見た目もすっきりしていてスタイリッシュです。高さがないためリストレストも不要!ショートカットキーが押しやすいので、ゲームはもちろんショートカットを多用するクリエイティブ作業にもおすすめです。
ただし傾斜は3.9 度となっており、個人的にはタイピングしやすい角度とは言えないかも…ここは残念な点です。また、こちらも日本語配列はありません。
私はLOFREE FLOWをiMac用として使用しています。スタイリッシュさではApple純正のMagic Keyboardにも引けを取らないので、並べて置いても全く違和感がありません。
LOFREE FLOWであれば「打鍵感にもこだわりたいけど、何よりデザインを重視したい!」といったタイプの方もきっと満足できるはず!
以上、私が愛用しているキーボードでした。
今後も気になるキーボードがあれば購入していきます!
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは。キーボード沼を沈下中のものです。
赤青茶バナナミント、アリスなどそうとういろんな種類を買いましたが、愛用するのは限られてくると実感しています。
静電容量無接点は使ったことがないので、次に買うならNIzと思っていますが、ここに来てガスケットマウントで打鍵感の良いLofreeも気になっています。予算には限りがある中、選ぶとすればどちらでしょう?全く新しい感覚を求めています。
こんにちは!コメントありがとうございます。
キーボード沼、深いですよね…。
私も結局はメインのキーボードばかり使ってしまうので、不用意に増やさないよう気をつけています。
新しい感覚を求めておられるのでしたら、LOFREE FLOWをオススメします!
薄いのに底打ち感がない衝撃をぜひ感じて欲しいです。
デスク上にあるだけでおしゃれ感が出ますし、所有欲も満たしてくれます。